当院について
トップ/特徴的な活動
*プロボノ(Pro bono)とは、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。
*休日のうち半日/月(1単位)を、継続して提供してくれる「共和会プロボノ」(有償ボランティア)として実践
2015年から南小倉校区の「サロン宙」にご協力を頂き、オレンジカフェの活動が始まりました。ご近所での見守りや支え合いのある、認知症にやさしい地域づくりを目標に活動しています。
小学校高学年を対象に学校の人権教育の一環として、総合的な学習時間の中で行っています。車椅子の操作や介助を実際に体験し、高齢者や障害を持つ人たちの心情や生活の理解を目的に、次世代への啓発活動として取り組んでいます。 |
週2回、3ケ月間を1クールとし、生活機能が低下して要介護状態等になるおそれの高い高齢者(二次予防事業対象者)を対象としています。「運動器の機能向上」等を目指したプログラムを提供し、住み慣れた地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援しています。 |
当法人が長年実施している離島支援活動。定期的に簡単な運動やものづくりなどを実施しています。離島という環境の中で不足する保健・医療・福祉の整備を少しでも改善することを目的に、行政や地域の関係機関と連携しながら実施している地域づくり活動です。 |
月2回、3ケ月間を1クールとし、尿もれの不安がある女性の生活範囲の狭小化の予防を目的としています。
尿もれ予防体操の習得や日常生活の工夫等の正しい知識等を普及・啓発しています。
患者家族会は同じような病気や障害を持つ患者、その家族同士が自身の体験や心情を語ることで、相互に理解し合い、助け合いながらそれぞれの問題の解決を目指していく活動です。患者家族会での受容的な雰囲気の中で、共感や情報交換を通じ、病気や障害と向き合い治療や生活への意欲を高めることに結びついています。
失語症は脳卒中などの後遺症として生じる言語・コミュニケーションの障害です。『筍の会』は、当院でのリハビリを卒業した失語症者の集いです。「気兼ねなく話せる仲間と場所」、「暮らしやコミュニケーションの工夫の情報交換」、「社会貢献の実践」を目的に活動を行っています。定例会やバスハイクに加え、相談事業などの失語症の啓発活動も行なっています。失語症者が暮らしやすい地域社会の実現に貢献できることを目指しています。 |
陽向の会は、小倉リハビリテーション病院を退院した片麻痺患者が中心となり、発足した患者会です。「夢という陽に向かう」というスローガンのもと命名されました。会の目的は、退院後の生活を見てもらい、知ってもらい、前向きな『気づき』を生み出すことです。会員は皆、片麻痺と付き合い前向きに暮らしています。 |
当院を退院した若年の患者・家族のセルフヘルプ・グループ。社会資源の情報共有や気持ちの分かり合える仲間づくりを目指し、年4回程、交流会を開催しています。ボッチャ大会参加や芸術祭への出展など、社会参加に向けた活動も行っています。 |
当院を退院した患者が発足。退院後に多くのバリアに悩んだ経験から、「人が優しいまち、人に優しいまち」を目指して活動中です。車いす介助の達人である「車椅子マイスター」の養成など、幅広い活動を展開しています。写真は「2017年県知事賞・最優秀賞」受賞時のものです。 |
デイケア旅行、デイケア忘年会、夏祭り、院内コンサートなど
ボランティア活動は地域住民に支えられている共和会に必要不可欠な活動です。入院や入所を余儀なくされた患者・利用者の生活に活動や会話を通して、季節の風物詩や街の様子といった'季節の風'を運ぶ役割を担っています。またボランティアも活動を通じて、やりがいや喜びを受け取っています。患者・利用者は、社会と触れ合うことで、地域で生活する者としての自覚や復帰の意欲の回復に結びついています。
伸寿苑での『生け花クラブ』、病院訓練室での『コーヒータイム』、小学校車イス体験学習など多くの活動を行っています。生け花クラブでの作品は、毎回伸寿苑で展示しており、療養者や職員の目をいつも楽しませてくれます。 |
伸寿苑で長年活動しているボランティアグループ「ちぎり絵の会」。療養者の人気も高く参加者も多数います。楽しい会話の中で、作品を完成させリハビリテーションの一貫として取り組んでいます。作品の一部は鑑賞して楽しめるよう、1階ホールにて展示しています。 |
ハンドセラピー「スイトピー」
スイトピーは「ハンドセラピー」を行うボランティアとして活動しています。療養者に対し、首・肩・腕を中心に丁寧なマッサージが行われるとともに楽しい会話の機会となっています。 |
傾聴ボランティア「なごみの会」
「なごみの会」は、共和会にて行なっている介護ボランティア入門講座の修了生が集まりデイケア利用者の話し相手や見守り活動を行っているボランティアグループです。会話を通して、懐かしい歌や時代を思い出す時間を共有しています。
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木工制作「おふくろ工房」
「おふくろ工房」は、フィットネスデイケアを修了されたOBを中心としたボランティアグループです。主にフットネスデイケアで木工の指導を行っています。また、利用者目線で作られたリハビリ用の小道具・自助具等の作品は、院内でも数多く活用されています。 |
プリザーブドフラワーの会
フィットネスデイケアで、行われているプリザーブドフラワーの会。完成した作品はフィットネスデイケアで展示した後、自宅に持ち帰り楽しんでいただいています。見る側も、贈られる側も利用者の心のこもった素敵な作品に心を和ませています。
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音楽ボランティア
「ひとつぶの麦」「ミックスジュース」 合唱はもちろんのこと、音楽に合わせ体を動かしたり、歌詞を音読したりと様々な内容の活動が行われています。慣れ親しんだ童謡、歌謡曲を通して気分転換や思い出話に参加者同士の交流も深まっています。 |
カフェ |
園芸 |
歌謡クラブ |
1999年(平成11年)よりヨーロッパ(福祉先進諸国)を中心にノーマライゼーションの理念や実践の学習を目的にした海外研修(交流)が始まりました。
デンマーク、イギリス、ドイツ、オーストラリア等、各国の社会保障制度や施設環境、各職種の専門性に触れることで日本の制度や共和会のあるべき方向性を振り返ります。
また各国の地域リハビリテーションを志す仲間との交流では、様々な発想や考え方に遭遇することもあります。
イギリス/ロンドン |
デンマーク |
現在、世界全体に占める高齢者数は6.5億人、中でもその半数はアジアが占め高齢化問題の多くがここを中心に発生しています。
そこでアジアの玄関口北九州市にある共和会では医療・介護を通じ近隣諸国との交流が始まっています。
2005年から始まった韓国との交流
高齢化率が7%から14%に達するまでの所要年数をみると、日本が24年(1970〜1994年)に対し隣国である韓国では18年(2000年〜2018年)と急速に高齢化が進んでいます。
そうした中、共和会は韓国昌原(チャンウォン)市にあるヒヨン病院と2006年に姉妹病院としての協定を結び交流が続いています。また、その後台湾、タイとの交流も始まり、講演・視察団の受け入れが増加しています。
韓国/チャンウォン市 |
韓国 |
韓国 |
韓国 |
タイ |
台湾 |
外国人留学生、実習生の受け入れ(2019年〜)
介護保険事業の中で介護職員不足が課題とされています。2017年(平成29年)には介護業界においても技能実習生の受け入れが認められ外国人の受け入れが始まっています。
そうした中、共和会では介護業界のこれからの人材育成を目的に2019年よりミャンマー、ネパールを中心にした実習受入れ認可施設として登録、さらには外国人留学生の職員雇用を開始しました。
ミャンマー留学生 |
韓国医学生リハ研修 |