1999年(平成11年)よりヨーロッパ(福祉先進諸国)を中心にノーマライゼーションの理念や実践の学習を目的にした海外研修(交流)が始まりました。
デンマーク、イギリス、ドイツ、オーストラリア等、各国の社会保障制度や施設環境、各職種の専門性に触れることで日本の制度や共和会のあるべき方向性を振り返ります。
また各国の地域リハビリテーションを志す仲間との交流では、様々な発想や考え方に遭遇することもあります。
イギリス/ロンドン |
デンマーク |
現在、世界全体に占める高齢者数は6.5億人、中でもその半数はアジアが占め高齢化問題の多くがここを中心に発生しています。
そこでアジアの玄関口北九州市にある共和会では医療・介護を通じ近隣諸国との交流が始まっています。
2005年から始まった韓国との交流
高齢化率が7%から14%に達するまでの所要年数をみると、日本が24年(1970〜1994年)に対し隣国である韓国では18年(2000年〜2018年)と急速に高齢化が進んでいます。
そうした中、共和会は韓国昌原(チャンウォン)市にあるヒヨン病院と2006年に姉妹病院としての協定を結び交流が続いています。また、その後台湾、タイとの交流も始まり、講演・視察団の受け入れが増加しています。
韓国/チャンウォン市 |
韓国 |
韓国 |
韓国 |
タイ |
台湾 |
外国人留学生、実習生の受け入れ(2019年〜)
介護保険事業の中で介護職員不足が課題とされています。2017年(平成29年)には介護業界においても技能実習生の受け入れが認められ外国人の受け入れが始まっています。
そうした中、共和会では介護業界のこれからの人材育成を目的に2019年よりミャンマー、ネパールを中心にした実習受入れ認可施設として登録、さらには外国人留学生の職員雇用を開始しました。
ミャンマー留学生 |
韓国医学生リハ研修 |